徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 JRTU(JR連合、日本鉄道労働組合連合会)バッジ

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今日10月14日は鉄道の日なのだそうで、ラジオでそんなことを聞いた。新橋-横浜間に初めて鉄道が走ったのは明治5年。それから136年が経過した。
小さいときから鉄道大好き、という人も多いようだが(むろん男だ)、私はもっぱら怪獣好きで過ごしたもので、乗り物にはさほど大きな関心示さなかったと思う。

さて、そんな私が大きくなってから関心を持ったのは鉄道は鉄道でもその関連バッジ。
今日はその中から労働組合モノを取り上げたいと思う。

以前、JR総連(JRU)のバッジを紹介したが、こちらはJR連合(JRTU、日本鉄道労働組合連合会)のバッジである。楕円の曲線と白と紫の七宝が新鮮な印象である。
だが、こちらとしてはなんだか、あまりにも労働組合臭をほとんど感じないあか抜けたバッジだ。なかなかカッコイイバッジだなあとは思うが、なにやらモノ足らない気もするが、これは私の好みの問題。これ、知らないと労組バッジにはとても見えない。

その点、やはり国労(国鉄労働組合、NRU)のバッジには気合いを感じる。鉄色をイメージしたと思われる黒地に、レール断面。全体の正方形型も武骨な印象を与える。男の組織!!!って感じがプンプンするではないか。

これは鉄道業界に限った話じゃないが、あんまりバリバリの労働組合!!っていう感じのバッジやロゴは、今どきどうも流行らないようだ。メーデーで見られる組合旗や幟も赤旗じゃないのが目立つしなあ。
その一方で、労働組合バリバリの雰囲気の白抜き筆文字の赤腕章などを見ると、私はうれしくなっちゃうんだがなあ。脈々と受け継がれる、一種の伝統文化を見る気がして。