徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

アメリカ ロータリークラブ会員章

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実はうちの近所にも支部があるロータリークラブ
地域でさまざまな社会奉仕活動を行っているので有名である。この会員章も有名で、ケンタッキーフライドチキンの店先に立つカーネル・サンダースの胸元にもちゃんとついている。ちなみに彼がつけているバッジはこのロータリークラブバッジともうひとつ、フリーメイソン系団体シュライナーのそれである。

この歯車マーク、ロータリージャパンの公式サイトで詳しくその変遷が掲載されている。
クラブ発足当初はシンプルな車輪型で、それが次第に歯車の形に整えられ、1920年に現在の形になったという。シンボルカラーはローヤルブルーと金。
ということは、1920年以前に作られた会員章があるとするとこの形とは異なるはずで、それは時期を考えるとけっこうレアものかも知れない。

なお、このシンボルは正確には「歯車の6つの輻と24の歯」である。
しかし、「この歯車に国際ロータリーとしては、一般的な解釈以外に何か特別の意義を持たせているのではないかと、よく問題になるが、公式にいって何もない
のだそうでちょっと意外だった。

ロータリークラブの発足は1905年、場所はアメリカのシカゴである。大都会の孤独を紛らわすべく、創始者が会員が集まる例会を行うことにした。それを輪番で開催したことからこの名がついたという。