徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

アメリカ・カナダ

アメリカ アンチ・トランプ大統領バッジ(第2弾)

ロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席、韓国の文在寅大統領、北朝鮮の金正恩第一書記・・・我が国を取り巻く国々の指導者はどれもこれも筋モノぞろい・・・・と嘆息せざるを得ない。 しかし、その日本の最大の同盟国たるアメリカ合衆国の指導者がトランプ…

国連 SDGsバッジ

当ブログでは、「製作国名+バッジの名称」を基本的にタイトルとしている。だが実際に「国名」をどうするかは、そう単純ではない。例えば先日紹介したような旧満州国や戦前の朝鮮のバッジ類の場合、日本内地で製造されているケースも多く、その場合は「日本…

アメリカ パールハーバー資料館でバッジを見る ~ハワイ訪問記~

あけましておめでとうございます。 昨年の個人的大イベントは、ハワイ旅行である。いまさらハワイなど、と思われるかもしれないが、私にとっては初ハワイ。というか初アメリカ。いや、英語圏を含めても初めての訪問になのだった。 オアフ島に到着して、真っ…

アメリカ 米朝首脳会談記念コイン&アメリカ国旗バッジ(ホワイトハウスギフトショップ)

猛暑と豪雨で大変な今年の夏。久しぶりの投稿ですが、皆さん無事でお過ごしでしょうか。私は元気です。 さて、今年前半の国際政治のビッグニュースといえば、なんといっても米朝首脳会談であろう。紆余曲折を経て、ついに史上初の米朝首脳会談が今年6月12日…

アメリカ ギリシャ文字クラブバッジ「ΣΔΠ」

年度初めの忙しさといったらなんであろう。振り落とされないようにしがみつき、降りかかる火の粉を払いのけようと格闘していたら、1か月が過ぎてしまった。熊本の被災者に比べたらこれしき、と自分に言い聞かせながらやってきた。やっとゴールデンウイーク…

アメリカ 2016年アメリカ大統領選挙 アンチ・トランプ候補バッジ

今年はアメリカ大統領選挙の年で、現在、共和党、民主党とも、大統領予備選挙が各地で行われている。4年に一度のアメリカ政治的大イベントが行われる。 オバマの反動というべきか、共和党候補の方がえらいことになっている。 当初海外メディアなどからは、…

オリンピックエンブレムのバッジ ロサンゼルス(1984年)、ソウル(1988年)、ロンドン(2012年)

白紙撤回のニュースを聞いた時は本当に驚いた。まさかと思った。 今さら語り尽くされた感があるが、今さらながら東京オリンピックエンブレム問題。例の佐野エンブレムだ。 ベルギーの劇場からの著作権侵害訴訟は、法的にはまず負けることはなかったろう。東…

ワトソン.T.ヨシモト氏のIDバッジ

4月の異動以来、私の生活は一変してしまった。これほど忙しい職場は初めてではないか。昼休みに時間になっても、ほとんど腹が減らず、深夜の残業していてもほとんど空腹感を感じなかった。緊張感のせいだろう。 おかげでこのひと月で体重が減った。 まった…

アメリカ 国際労働者団バッジ

サミュエル・ゴンパースのバッジを先日紹介したが、彼の率いるAFLはいわば労資協調的な保守系労働組合。社会の改変や革命にはまったく否定的な組織であった。 だが、そのような態度に反発し、労働者は社会改造(革命)に積極的に関わるべきだと主張する労…

アメリカ サミュエル・ゴンパース(AFL初代会長)のバッジ

このどこか貫禄を感じさせる男が誰かというと、サミュエル・ゴンパース。名前を聞いても日本人はほとんど知らないと思うが、AFL(American Federation of Labor、アメリカ労働総同盟)の初代会長といえば、へぇと思う人もいるだろう。 AFLの創設は1886年。19…

アメリカ 「労働者の日」バッジ

日本の「勤労感謝の日」と、アメリカの「労働者の日(Labor Day)」は、趣旨自体は似ているものの、由来はまったく異なる。勤労感謝の日は、もともと新嘗祭が起源だが、労働者の日は、労働者の抗議行動から始まったものだからだ。 時は1882年9月5日、ニュー…

アメリカ 仏教青年会メダル

鮮やかな6色のリボンが印象的なこのメダル。中央には桜花と「仏」の文字。 その周りには?b>Young Men's Buddhist Association」と英語が書かれ、枠を飾るのは西本願寺の寺紋とされる「下がり藤」?br /> 裏面には、「北米桜府仏教青年会章」とこちらは漢字表…

アメリカ 反ロムニー候補バッジ

アメリカの一大イベント、それは4年に一度の大統領選挙。その選挙日は11月6日に迫っている。もうじきなんだなあ。 ニュースでテレビ討論の様子をやっていて、内容はともかく、なんとしても討論で勝ちを収めなければならないという必死さだけはよく伝わった…

アメリカ ギリシャ文字クラブバッジ「KKK」

アメリカの大学にある学生結社。フラタニティ(fraternity)、あるいはソロリティ(sorority)である。クラブ名にギリシャ文字の頭文字がつけられていることが多いため、「ギリシャ文字クラブ」とも呼ばれる。 なぜか秘密結社的雰囲気が濃厚で、クラブ名にギ…

アメリカ 反オバマ大統領バッジ

アメリカのウォール街で始まった草の根の反格差デモ「ウォール街を占拠せよ運動」は、アメリカの各都市に拡大したばかりか、今日15日に世界同時決起を呼びかけて、日本を含み、実施は世界80カ国以上にのぼったという(予定含む)。 主要スローガンは「社会格…

アメリカ 社会主義労働者党バッジ

最近、欧米関係バッジの紹介が少ないのに気がついたので、今日の一枚はコレ。 個人的にシンボルマークが好きなアメリカの社会主義政党「SLP(Socialist Labor Party)」のバッジ。労働者のたくましさを表現した筋骨隆々の腕。振り上げたハンマーは、社会…

アメリカ フリーメーソン 25年会員バッジ

最近、書店では、ベストセラーとなった「ダ・ヴィンチ・コード」の作者ダン・ブラウンの新作「ロスト・シンボル」が平積みになっている。うーむ、今度のテーマはフリーメーソンなのか・・・。 「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」はつい読んでしまった私だ…

アメリカ 書籍「カンバッジが語るアメリカ大統領」 ~集英社新書ヴィジュアル版~

今日、本屋で新刊チェックをしていたら、新書コーナーで目に飛び込んできたのがこの本。 「カンバッジが語るアメリカ大統領」(志野靖史著、集英社ヴィジュアル版)。新刊ホヤホヤの一冊である。 昨日はアメリカで刊行された日本バッジの本を紹介したが、今…

カナダ バンクーバーオリンピックメダルについて

時差の関係で、今回のバンクーバーオリンピック、競技時間帯が日本の未明から午後にかけてになっていて、一般の勤め人にとってライブではなかなか見にくいのが残念なところ。 まあ正直、今回のオリンピック、日本のメダル獲得は相当厳しいんじゃないか、ひょ…

カナダ 英系ナショナリズムバッジ

平和でヒマな週末。私はゴロゴロしながら、テレビでバンクーバーオリンピックの開会式を見ていた。 先住民族や世界中の移民が集まってできたカナダ。開会式アトラクションは、その文化の多様性をアピールする内容であった。 だが、我々は知っている。かつて…

アメリカ アメリカ共産党「ソ連邦14周年歓迎」バッジ(1931年)

すこし、宮城与徳のことが頭を離れない。 彼のことを調べていて、ちょっと私の印象に残ったのは、彼が沖縄出身者であったことだ。かつて、多くの沖縄県民が、アメリカ大陸へ移民として旅立っていった。 沖縄が、それだけ貧しかったということである。 宮城与…

アメリカ ロータリークラブ会員章

実はうちの近所にも支部があるロータリークラブ。 地域でさまざまな社会奉仕活動を行っているので有名である。この会員章も有名で、ケンタッキーフライドチキンの店先に立つカーネル・サンダースの胸元にもちゃんとついている。ちなみに彼がつけているバッジ…

アメリカ ギリシャ文字クラブバッジ「ΦΚΣ」

アメリカ映画や小説にたまに出てくるのだが、アメリカには学生の社交クラブがある。通常、ギリシャ文字の名前がつけられているこれらのクラブは、フラタニティ(fraternity)、あるいはソロリティ(sorority)と呼ばれている。 ここでは、合わせてギリシャ文…

カナダ ノーマン・ベチューン記念バッジ

「白求恩同志是加拿大共产党员,五十多岁了・・・」で始まる、毛沢東の「紀念白求恩」。 日中戦争期、はるばる中国に渡り、日本軍と戦う八路軍の軍医となったカナダ人医師ノーマン・ベチューン。毛沢東はその国際主義精神を称え、この文章を書いたのであった。 …

アメリカ? 槌鎌バッジ

先日、通勤電車の中でウトウトしていると、高校生の会話がきこえてきた。その話題というのが、小林多喜二の「蟹工船」だったもので、つい聞き耳を立ててしまった。話している一人はすでに蟹工船を読み終え、「党生活者」のほうを読んでいるとのこと。うーむ…

アメリカ 宋美齢(蒋介石夫人)バッジ

中国の現代史を彩った華麗なる一族といえば、まず大財閥の宋家だ。映画にもなったが、「宋家の三姉妹」といえば、小説よりも劇的な人間ドラマを見せたのであった。 財閥・孔祥熙に嫁いだ長女・宋靄齢。孫文の妻となり、中国共産党との協力を模索した宋慶齢。…

アメリカ メキシコ・オリンピックにおける「抗議パフォーマンス」バッジ

長いようで短かった北京オリンピックがついに閉幕。それにしても、思えば、このオリンピックを巡ってはいろんな問題がわき起こったものだ。 モスクワオオリンピックやロサンゼルスオリンピックでのボイコット問題など、冷戦の影響を受けた大会も多く、今さら…

アメリカ 第2次世界大戦の「反枢軸国キャンペーンバッジ」

今年も、暑い終戦記念日であった。 ここしばらく議論が沸騰していた靖国参拝問題も、福田首相になってからというものすっかり下火になった感がある。 中国ではオリンピックの真っ最中。こういう日に中国チームと戦う日本チームはイヤだろうね。まあ当局のコ…

アメリカ ゴールドウォーターの大統領選キャンペーンバッジ(1964)

大統領選の本選挙はまだ先だというのに、ヒラリー・クリントンとバラク・オバマによる民主党の候補者選びは大接戦となり、最後の最後までもつれて、ようやくオバマが勝利を収めた。こうも連日候補者戦が報道されたおかげで、えーと、共和党の方は誰になった…

アメリカ ヒスパニック系?メーデー・バッジ

毎年この日はメーデー・バッジを紹介していることにしている。 連合では、ゴールデンウイークの最中に当たるメーデーを前倒しして実施し、参加者の確保に努めるようになってきているが、確かに参加者にとっては便利な反面、歴史的・国際的意義を考えると、日…