徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 クラブ・ガストロノミック・プロスペールモンタニェ会員章

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「クラブ・ガストロノミック・プロスペールモンタニェ(LE CLUB GASTORONOMIQUE PROSPER MONTAGNE)」と聞いてピンと来る人はおそらく少数派で、もちろん私にはなんのことやらサッパリわからぬ。

ネットで調べてみると、ちゃんと日本支部の公式サイトがあった。
それによると、
「クラブ・ガストロノミック・プロスペールモンタニェとはフランス料理史を飾る著名な料理人の一人であり又、料理辞典”ラルース・ガストロノミック”の編纂者として名高いProsper MONTAGNE(1864~1968)氏の、その、後世に残る立派なエピグラム”美味しい料理は最高の材料でしか作られない”を踏襲する故ルネ・モラン氏により1950年フランス・パリ市において創立されました。」
「日本支部は1974年10月14日故アンドレ・ルデュ(Andre LEDUR)フランス本部会長承認の元に発足し37年の歴史をもち現在に至っております。」
主な活動としては、毎年フランス料理の大晩餐会やフランス料理の新人育成のためのコンクールなどを開催しているそうだ。

公式サイトにはシンボルマークが掲載されていて、まさに画像のバッジと同じ。会員章なのであろう。
私の手元には2種類あって、赤白の日の丸カラーと、青一色のモノ。
バッジの世界には、誰が決めたわけでもないだろうが、基本的ルールがあって、階級が高いほど「色が多い」「大きい」「飾りが多い」。
この法則に従えば、例えば、赤白バッジが正会員、青バッジが準会員・・・という感じであろうか。
裏面にシリアルナンバーは刻印されていない。

どんな人が会員なのか、公式サイトによると
「日本支部の会員数は、他国支部の追従を許さぬ300名に達し、磯村尚徳会長のもと、秀でた料理人、製菓職人をはじめ食文化に携わる乳酪、精肉、鮮魚、青果並びに料理愛好家と広い分野にわたっており・・・」という。

しかしこのサイト、どこを探しても入会についての案内がない。広く一般から会員を募集しているわけではなさそうだ。会員からの推薦制でも取っているのだろう。ちょっとセレブな雰囲気の漂うクラブではある。
フランス料理には別段関心もないけど、晩餐会ではどんな料理が供されるのか、私もちょっと気にならないこともない。
あと、会費高いのかなあ・・・。