徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 立憲政友会党員章

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自民党に代わり、民主党政権がようやく誕生したが、二大政党制うんぬんというなら、自民党との違いをクリアに見せてくれないとねえ・・・と思う今日この頃の混乱ぶり。
まあ、長年君臨した自民党政権との違いを出そうとしているからこそ、各所で軋轢を発生させていると言えなくもないが、まあがんばってマニフェストに書かれているような、変化を実感できる政策をバシバシ実現してほしいものだ、とは思うのだが、さてさて・・・

私は古い政治系バッジもけっこう好きなのだが、今日の一枚は、伊藤博文により作られた戦前のメジャー政党、立憲政友会の党員章である。
立憲政友会が成立したのは1900年(明治33年)。以来、昭和15年大政翼賛会ができるまで存在した。
歴代党首は、初代の伊藤博文に始まって、西園寺公望原敬高橋是清・・・とそうそうたるメンバーである。

裏面に「立憲政友会」と刻印されているので、このバッジの正体は間違いようがないのだが、この「文正」とはなんだろう?党のシンボルなのだろうか、だとしてもその意味はいまだに不明のままである。

どなたか情報お持ちの方、教えてくだされば幸いです。