徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

イギリス? 救世軍創立100周年記念バッジ(1965年)

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今週末、さる軍の参謀総長が来日するというニュースを知っているだろうか。何のことかというと、実は救世軍の話

日本の救世軍全国大会へ出席するためで、このたび参謀総長バリー・スワンソン中将と万国女性部会長スー・スワンソン中将が来日するのである。当初の予定では、ショー・クリフトン救世軍大将が来日する予定だったところ、健康上の理由で参謀総長になったとのこと。

このように、軍階級名が普通にバシバシ出てくるのが救世軍のユニークさで、イギリスに万国本営(国際本部)を置き、日本では神保町に日本本営(日本支部)のビルがある。
日本では、今年活動115年(1895年~)を迎えたらしいが、創始者(初代大将)ウィリアム・ブースが活動を開始したのは1865年のことだった。
今日のバッジは、その100周年を記念したモノで、1965年の製作。「SALVATION ARMY」と書かれた救世軍の旗(「軍旗」と呼ばれている)を人が掲げている。背景は地球儀で、世界規模で活動する様子を示しているのであろう。

救世軍のバッジは、このブログでもいくつか昔紹介したことがあるがけっこうカッコイイのも多く、それから比較するとこのバッジはごく小さく簡単なモノにすぎない。
バッジに力が入っているのは、やはり日常的に軍服(制服のこと)を着ているせいではないかと思われる。