徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本  (伊勢神宮)第六十回式年遷宮記念メダル(昭和48年)

初めて伊勢神宮に行った。
小学生の時、子供向きの「東海道中膝栗毛」を読んで、大笑いした記憶がある。主人公、弥次郎兵衛と喜多八の旅の目的地こそ、伊勢神宮であった。そう思うと少し感慨深いものがあった。

伊勢神宮には、外宮と内宮という2つの宮があることは知っていたが、私はけっこう最近まで、外宮が外側、その内側に内宮があるものと思い込んでいたのだから、勘違いというのは恐ろしい。実際には完全に離れていて、車で行ったら10分くらいの距離にあった。
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外宮と内宮には両方行ったが、内宮のほうが断然人が多い。駐車場もいっぱいで入るのにしばらく待たされたものだ。最近はパワースポットブームとやらで、伊勢神宮も人気が高いらしい。おかしなものが流行るものだ。

伊勢神宮といえば、20年に一度遷宮を行う、式年遷宮で知られる。来年がその年なのだそうで、およそ8年かかって準備が行われるという。新築の建物はまだ見られないが、ほぼできあがっているのだろう。

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というわけで今日の一枚は、昭和48年に行われた「第六十回式年遷宮」の記念メダルである。
大きく鳳凰が描かれ、そこから黄色のリボンが下がっている。裏面には「昭和四十八年十月」の文字がある。
まあなんというか、正直コメントすることもあまりなく、そもそもこのメダルは買おうと思って買ったモノではなくて一山いくらで買ったらたまたまこんなモノが入っていただけ。どうも私の好みではなく、まあこんな機会にせめてブログで紹介できてよかった、という感じだ。

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ところで、神宮自体もさることながら、片山東熊が設計した神宮徴古館がよかった。日本初の私立博物館だという。片山東熊は、迎賓館や国立博物館などの設計も手がけており、やはりどこか似ている。
神宮に比べるとずっと人は少なく、ゆっくり見学できるのでオススメ。