徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

エスペラント 第9回(1913年)世界大会バッジ スイス(ベルン)

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エスペラントの世界大会は毎年世界各国の都市で開催されていて、その都度大会記念バッジが作製されていることは、当ブログでも何度も何度も紹介してきた。もっとも、戦争や動乱やその他の要因で開催できなかった年もあるので、必ずしも年1回とは限らないので念のため。

私としてはできれば全体会バッジのコンプリートを目指したいところだがもちろんムリで、来年2015年は記念すべき100回目の大会をフランスのリールで開催されることになっているが、長年収集しながらやっと集まったバッジはその数分の1に過ぎない。

今回のバッジは、今から100年前の1913年の第9回大会のモノだ。
開催都市はスイスのベルン。旧市街は、世界遺産にも登録されており、古い町並みが残る美しい街であるようだ。
バッジは、緑星旗の星の形をかたどって、中央に橋と尖塔が描かれている。街を流れるアーレ川に掛かるアーチ橋と、ベルンのシンボル、大聖堂の尖塔であるようだ。

バッジ自体は、薄い金属板をプレスし、ピンをハンダづけした簡単なツクリだが、街の様子はかなりリアルに描かれていて、古さを感じさせない。

このバッジでは、地名が「BERN」と原語表記になっているが、エスペラントでは「BERNO」となる。バッジにおいて、原語表記をとるか、エスペラント表記をとるか、歴代のバッジを見ていると、地名の書き方は両方混在している。