イスラエルとパレスチナが、また荒れているなあ･･･と思っていたら何だか日に日に大変なことになってきた。停戦協定は結局双方が蹴る形になり、イスラエルはガザ地区に地上部隊を投入、対するパレスチナ側の強硬派、ハマスも徹底抗戦を叫んでいる。
パレスチナ問題を放置することは、反米イスラム原理主義派に燃料を供給し続けているようなものだ、とわかってはいても、国際社会はほとんど有効な手を打てないまま傍観し続けている。今回もアメリカはやっぱりイスラエル側を擁護し続け、結果としてはテロリストたちを肥え太らせるのである。
まったく不条理な世の中である。東西冷戦時代が懐かしくすら感じられる。
まったく不条理な世の中である。東西冷戦時代が懐かしくすら感じられる。
さて、パレスチナ自治政府ができて、アラファトが死去してからというもの、すっかり名前を聞かなくなった感のあるＰＬＯ。今やハマスの方がずっと有名である。批判は多かったが、やはりアラファトの存在は大きかった。シンボルを失ったＰＬＯは、すでに時代遅れの存在になってしまったようだ。
今日の一枚は、くさびのような形のパレスチナ国土と、ＰＬＯの旗のバッジである。ただし、パレスチナ自治政府も同じ旗を継承している。これは自治政府成立前に製作されたバッジであり、したがってＰＬＯの旗と理解していただきたい。
