徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

第78回東京インターナショナル・ギフトショーにバッジを見にいく!(その2)

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ずいぶん時間が空いてしまったので、忘れないうちに書いておこう。

9月3,4,5日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「第78回東京インターナショナル・ギフトショー」。
私は、出展していたバッジメーカーのブースを見て回り、知識の吸収に努めてきたところである。

その中で、目にとまったのがこちら。
バッジマシーン」である。誰でも簡単にオリジナル缶バッジが作れる。実際に機械も展示されていたので、デモを見せてもらった。

その手順。
①バッジにする写真などを専用のブレードで丸く切り抜く。
②缶パッジの表面パーツに切り抜いた写真と透明フィルムを重ね、機械の凹みにセットする。
③表面パーツに写真とフィルムをハンドルを使ってプレスする。
④プレスされると、表面パーツに写真とフィルムの縁が巻き込まれ、一体化する。
⑤裏面パーツをもうひとつの凹みにセットしておいて、プレス。
⑥表面パーツと裏面パーツが圧着され、バッジ完成。

そういえば、アメリカのドラマ「刑事コロンボ」でも、遊園地で写真サービスとバッジ販売の場面が出てきたのを覚えている。事件の聞き込みに訪れた遊園地の売店で、客と間違えられ、コロンボが係員に写真を撮られて、その写真でバッジを作って売りつけられるシーンだ。あれも同じような機械だったのだろう。

バッジに使う写真は、通常の写真用プリント用紙でも、コピー用紙でも大丈夫だそうだ。
「うーむ、おもしろい。55,000円なら、買えない額ではないがな・・・」
などと思わず考えてしまったほどだ。

実際には、写真を丸く切り抜くカッター、そしてバッジパーツが必要なのでこれだけというわけにはいかないが、パーツは安いので(但し100~1,000個ロットでの1個価格)、バッジマシーン本体が最も高い。

オリジナルバッジを私個人で作って、そもそもどうするのかという問題はあるにせよ、
「中古でもあったら、値段によっては・・・」
などとつい考えてしまう私であった。