社会主義のシンボルにはさまざまあるが、個人的に最も好きなのはやっぱり「こぶし」にトドメを刺す。そんなわけで、ついついそうしたアイテムには惹きつけられてしまう。事前知識もなしに、見る者にそれが「抵抗」のシンボルであることがストレートに伝わるのである。
「SLP(Socialist Labor Party)」なるバッジに目がいったのもそのせいである。腕のつけ根までまくり上げたシャツの袖、筋肉隆々の上腕、振り上げたハンマーは工業生産のシンボルだが、ここでは旧体制への鉄槌、破壊も意味しているように見える。
今回の画像はバッジでなくペンダントトップなのだが、一目惚れしてしまった。
周囲の星形に刻まれた唐草模様?は、子細に確認するまでもなくノミによる手彫りである。大きさは意外に大きく、最大幅は68mmもある。素材はたぶん銀。裏面に文字などは見えない。
おそらく20世紀初頭の作と思われるが、とても古そうにみえる一品。
SLPの文字はどこにもないが、SLPバッジを持っている私には、このアイテムがなんなのかすぐにわかった。
周囲の星形に刻まれた唐草模様?は、子細に確認するまでもなくノミによる手彫りである。大きさは意外に大きく、最大幅は68mmもある。素材はたぶん銀。裏面に文字などは見えない。
おそらく20世紀初頭の作と思われるが、とても古そうにみえる一品。
SLPの文字はどこにもないが、SLPバッジを持っている私には、このアイテムがなんなのかすぐにわかった。
現在も細々と活動は行われているらしいが、もはやほとんど「伝統芸能」の世界である。がんばってもらいたいものだ。