モンゴル
かつてソ連には、「オクチャブリャータ」という子供の組織があった。 小学校低学年くらいの年齢の子供が対象となる。それを卒業すると、「ピオネール」(共産主義少年団。ボーイスカウトの共産主義国版)、さらに「コムソモール」(共産主義青年団)となる。…
いかにも朴訥そのもののモンゴル青年兵士。 頭の頂点がとんがった分厚いウール製の帽子は、ソ連赤軍の軍帽ブジョノフカにそっくりだ。でっかい布製の赤星の中央に帽章がつく。帝政ロシアの兜を模したデザインといわれる。でも、この帽子についてる毛皮はモン…
今日は成人の日で、おかげで私も仕事が休みなんだが、せっかくなのでそれにちなんだバッジを・・・と思ったが適当なのがない。 ニュースを改めて読んでみると、今年の新成人は143万人、総人口に占める割合は、過去最低の1.12%。といっても、長い目で…
ああ、茶がうまい・・・ 先日行った北京で中国茶を色々買ってきたのです。実は中国行くたび、いつも買ってくるのは茶とバッジ。冬の夜、財宝(注:バッジのことだ)に囲まれながらそれをズルズルとすするこのひととき。今夜の一杯は菊花茶。安い茶ですが、氷…
テレビニュースで、母国モンゴルに凱旋帰国した朝青龍のニュースをやっていた。 エンフバヤル大統領(ちなみにこの人は、人民革命党の党首)から、勲章を授与されたというので、今のモンゴルではどんな勲章があるのだろうと思わず身を乗り出した。すると、な…
これは古いタイプのスポーツバッジ。下の「2」は、2級の意味。おもしろいのは、モンゴル相撲をとる2人の人物と、弓、五角星、月桂樹の葉?なども描かれている。弓と相撲はモンゴルの伝統的なスポーツである。 スクリュータイプのバッジであり、古いタイプ…
こちらは、昨日のタイプの次のタイプ。中央の国章が、1970年に改訂されたものに変更された。そして、裏面がネジ留め式ではなく、ピンタイプになった。 国章の変更だが、ホースマンを囲むようにいた4頭の家畜は消え、替わって両脇の麦穂?と下部の歯車が…
昨日、朝青龍が前人未踏の7連続優勝を達成した。今や日本でもっとも有名なモンゴル人と言える。本名、ドルゴルスレン・ダグワドルジ。「品格」問題で取りざたされもするが、本当に強いや! モンゴルがかつて社会主義国であったことは、もはや日本人には過去…
こちらはモンゴルのバッジ。モンゴル革命の父スヘバートル(日本語表記ではスフバートルとも)とレーニンを描いたバッジで、「友好」という意味のことが書いてあるようだ。 レーニン像から放射線状に光線が発せられていて、レーニンの道を我らも進む、という…
終戦の日が近づいてきたので、今度はそのシリーズとしよう。 あんまり意識しない人が多いけど、もちろんモンゴルも戦勝国のひとつである。1939年8月のノモンハン事件(日本側呼称)=ハルハ河戦争(モンゴル側呼称)では、満州国・モンゴル国境を巡って…