徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 日中両国人民戦闘的友誼万歳

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中国買い付け旅行から帰国してもう1週間が経とうというのに、部屋の中、まだ片付かない。パソコンラックの周辺も、テーブルの上、枕元、それぞれに収穫物に占領されている。
おかげで、部屋に戻ってくるたび、宝の山に囲まれているような喜びを感じるのだ。それがうれしくて、まだケースに収められない、というわけ。
まあいつまでもそんなことは言ってられないので、そろそろナントカしなきゃ。

ところが私がそんなことを言っている間も、相変わらず日中関係は冷え込んだまま。いや、悪化の一途をたどっていると言わざるを得ない。しかも、その急先鋒である安部官房長官が最有力次期首相候補だってんだから、もうイヤになる。

というわけで、北京で見つけた日中友好なバッジを紹介しよう。
日本への里帰り品、というわけだ。
「日中両国人民戦闘的友誼万歳」と書かれたバッジ。裏面には、「第5次中学生友好参観団1969」とある。1969年といえば、中国じゃ文革バリバリの頃だ。そんな頃に日本の中学生が参観団として訪問していたとは驚きだ。しかも5回目。
外国の訪問団が中国へ行くときはこのようなバッジを記念品として持っていくことが多く、たまに目にかける。「戦闘的友誼」の文字が泣かせる。
正直言うと、当時は中国人以上に文革万歳!毛主席万歳!な日本人も多かった。この時中国を訪れた中学生たちは、果して中国でなにを見、どのような感想を抱いたのであろうか。

しかし、なんか両極端な話だね・・・