コレクターを続けていく上で、資金の確保は最重要課題である。そのため、手持ちのコレクションと他人のものを交換したり、時には換金したりしてそれを捻出する必要に迫られるときがある。
私はあまりコレクションを外に出さない方だと思うが、それでもたまにはやることもある。
このバッジはその中のひとつで、今にして思えばもったいという気もしなくもないが後悔先に立たず。
うーん、久しぶりに画像で見てもなかなかいい・・・
1942年1月にフィリピンの首都マニラを占領した日本軍は、1945年2月、アメリカ軍の反撃により陥落するまで、フィリピンに約3年間軍政統治下に置く。その当時のマニラ警察バッジである。
意外と大きいが(76×49mm)、ツクリはかなり薄手である。
下の数字は識別番号であろうか。
なんといっても、「マニラ警察」とデカデカと書かれた日本語の文字が実に味わい深く、なんだか涙ものの一品。