今回の中国旅行では、北京に実質2日半くらい滞在したのだが、最終日、余った時間で中国人民革命軍事博物館(略して「軍博」)へ行ってきた。
地下鉄が全線一律料金(2元≒32円)化したのだが、おかげで便利になったなあ。
地下鉄が全線一律料金(2元≒32円)化したのだが、おかげで便利になったなあ。
地下鉄1号線で軍事博物館下車、目の前が目的地。入場料は20元。平日の午前中とあって、かなり空いていたのがよかった。
もっとも、私はもう何度もここを訪れている。今回はじっくりと展示品の写真を撮ってきたかったのだが、その目的は完全に果たせたのはよかった。館内の写真撮影はかなり自由である。
もっとも、私はもう何度もここを訪れている。今回はじっくりと展示品の写真を撮ってきたかったのだが、その目的は完全に果たせたのはよかった。館内の写真撮影はかなり自由である。
まあ名称から察せられるとおり、中国共産党主導による中国人民解放軍の顕彰、という性格の強い博物館だが、中国共産党はそもそも革命政権なのであって、革命闘争の勝利によってその政権の正統性を獲得している以上、それは譲れない線、ということになるのであろう。もし日本で国立の戦争博物館を作ろうとしたら、その展示内容は国の内外に大きな議論を呼び起こすに違いない。やっぱり政治的に「譲れない部分」というのは、どの国でもあるんだろうなあ。
ま、その主義主張はともかく、ここの博物館の展示品の豊富さ、貴重さには目を見張る。もっとも私は武器関係にはあんまり関心がなく、装備品関係ばかり見ているのだが。
(兵器展示コーナーの一部。他にも戦車やら砲やら銃やらが多数ある。)
(兵器展示コーナーの一部。他にも戦車やら砲やら銃やらが多数ある。)
で、バッジである。
この博物館は1961年に完成ということになっているようだが、このバッジは1959年とあるので完成記念ということではないようだ。建物のシルエットをシンボリックに描き、塔先端にある人民解放軍の赤星(星の中に「八一」)を強調している。まあなんのことはないバッジだが、ツクリはよい。
この博物館は1961年に完成ということになっているようだが、このバッジは1959年とあるので完成記念ということではないようだ。建物のシルエットをシンボリックに描き、塔先端にある人民解放軍の赤星(星の中に「八一」)を強調している。まあなんのことはないバッジだが、ツクリはよい。