徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 国際海洋博協賛記章(EXPO’75)

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1972年の沖縄本土復帰の記念イベントとして、1975年、沖縄県本部町?b>国際海洋博覧会(EXPO'75)??鼎気譴拭F鐱椶燃?鼎気譴針鎤遒箸靴討蓮?970年大阪万博以来、2回目であった(2011年現在、5回開催されている)。

この国際海洋博を機に沖縄のインフラ整備は進み、観光立県としての基盤が築かれていったのである。
思えば、1964年の東京オリンピックや1970年の大阪万博など、高度成長期に開催された巨大イベントは、新幹線や高速道路など交通インフラを急激に進めた。海洋博も、復帰間もない沖縄の開発を進めるイベントとして開催されたのであった。近年中国で相次いだ大型イベントも、状況は全く同じだろう。

このメダルは、「国際海洋博推進国民運動本部」が作成したもので、「協賛記章」とある。海洋博では開催費用を賄うため、企業や財団から多くの協賛金を集めた。その記念として作られたのが、これなのだろう。
丸に3つの波」は、海洋博のシンボルマークであり、この記章ではリボンと章中央に描かれている。5弁の花型は、文化勲章ソックリ。たぶん偶然じゃあないだろう。

私としては、この記章が大したものには見えなかったので関心がなかったのだが、実物を手にとってみると意外にしっかりした良いツクリで、気に入ったので買ったモノだ。