徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

2009-01-01から1年間の記事一覧

日本 日本女子大学バッジ

さすがの私もこの年度末は忙しく、ブログの更新もしばらく怠ってしまったが、今日からいよいよ新年度。実は今日から新しい部署に移ったので、またあわただしい春一日を満喫していたところだ。 ああ、毎年のことながらバタバタと、まるでジェットコースターに…

チリ チリ共産党バッジ

あんまりネタがないので、久しぶりに「世界の共産党」バッジでも取り上げようか。それも、いっそマイナーな・・・ そんな私の目についたのがこれ、チリ共産党のバッジ。実をいうとこのバッジは私の手元に来てから長い間どこのコミュニスト・パーティーなのかわ…

日本 八幡製鉄株式会社永年勤続章

これまで、自治体による勲章モドキ(○○市功労章など)を紹介してきたが、各種表彰でメダル・徽章を与えるのは国や自治体の専売特許ではない。今日はその一例として、企業の永年勤続賞を紹介する。 画像は、八幡製鉄株式会社の永年勤続章。 歴史の授業でも習…

中国 文革期毛沢東バッジ ~紅色娘子軍~

北京在住の友人が、3月8日の婦女節に公演された革命バレー劇「紅色娘子軍」(中央バレー団)を見に行ってきたというメールがあった。 中国では、21世紀の現在もこういう出し物が見られるのか・・・と私などは感慨深いが、逆に今の時代にあっては新鮮かも知…

日本? ガガーリン宇宙飛行記念バッジ

SF物語での予想とは大違いで、21世紀になっても普通の人間にとっては宇宙飛行は夢のまた夢。最近日本人宇宙飛行士もだいぶ増えてはきたものの、今でも彼らは一種のヒーローだ。特に子供たちにとっては。 ところで、人類初の宇宙飛行士といえば、ソ連空軍…

フランス 第2次アヘン戦争記念メダル(1860)

(某カタログ誌より) 最近ニュースでちょっと気になっていたのが、有名オークション会社クリスティーズが先月開いたオークションの話題だ。 イギリスが例によって中国に無理難題をふっかけて引き起こした第2次アヘン戦争。英仏連合軍が北京に侵攻、占拠し…

日本 矢島町名誉町民章(瑞宝勲章モドキバッジ)

先日、熱海市功労章が、フランスの有名な勲章「レジョン・ド・ヌール」にそっくり、と書いたが、それよりももっとソックリなシロモノをつい最近になって発見したので紹介しよう。 画像のバッジがその問題のモノ。表面中央には「名誉町民」、裏面には「矢島町…

日本 ひめゆり隊の校章(読売新聞より)

ネットニュース(読売新聞)で「ひめゆり隊の校章、64年歳月経て自決の浜辺で見つかる」という見出しが目に入った。 記事曰く、 「太平洋戦争末期の沖縄戦で主に傷病兵の看護にあたった「ひめゆり学徒隊」の女学生の校章が、隊員が集団自決した沖縄県糸満…

中国 文革期毛沢東バッジ(梅)

通勤途中の民家に立派な梅の木があって、ブロック塀越しにみごとな花が身を乗り出している。おお春だなあ。でもやっぱり早い。今年はやはり暖冬なのだなあ。 梅の花にはさほどの思い入れはないのだが、中国では梅は国民的に人気のある花である。 毛沢東の詩…

日本 日教組第31次教育研究全国大会バッジ(1982年)

日教組の全国大会が広島市で開かれ、今年はとりあえず全日程を大過なく終了した模様。去年はグランドプリンスホテルのキャンセル問題でもめた。まだ裁判で係争中だったと思うが。 ところで、このバッジ、ハトに原爆ドームとくれば、反核平和運動バッジ?と思…

メキシコ PRI(制度的革命党)バッジ

引っ越しに当たって、実家に多くのコレクションを置いてこざるを得なかった私。残念だが仕方ない。だから、たまに帰ったときは置いてきた荷物をあれこれと見て、めぼしいモノをサルベージしてきている。 私のようなコレクターって多いんじゃないかなあと思う…

中国 蒋介石バッジ

いつものことながら、ブログのネタには悩むワタシ・・・ ひとつ、またひとつと長年集めてきた蒋介石バッジが、気がつくとけっこうな数になっている。しょうがないので、ひとつこれでも紹介するかぁ。 蒋介石バッジは、いろんな種類があってすでにいくつかこのブ…

日本 深町交通安全協会バッジ

先日、車を運転していた時のことである。 背の高いトラックのすぐ後ろについて走っていて、そのまま交差点を通過したら、「ファーン・・・」と白バイがやってきた。あれっ?と思ったが気にしないでいると、私の車のそばまでやってきて、「止まれ」の指示。 えっ…

中国 文革期毛沢東バッジ ~変字章~

1960年代後半の中国、文化大革命の時代に毛沢東バッジが大流行し、多様なバッジが登場したことは、このブログでも何度も触れてきたところである。 今回もそのひとつを紹介しよう。毛バッジは毛バッジでも、ちょっとした変わりダネである。 画像を見れば一目…

日本 熱海市功労章 ~レジョン・ド・ヌール・モドキ~

各自治体には、まさに勲章モドキともいうべき様々なユニークなアイテムが存在していることをご存じだろうか。 国には天皇が与える形式の勲章という栄典制度があるが、自治体にも類似の制度がある。それぞれの長が贈る、文化功労賞、善行章、名誉市民章などな…

コレクションをいかに保管するか? ~ピンコレクター用保管バッグ~

あらゆるコレクターにとっての永遠の宿命というか課題、それはコレクションの保存・保管方法である。 どんなコレクションだろうと、長期間良好な状態に保存することと、かつ見栄えのする展示することというのは、なかなか両立困難なことが多い(と思う)。 …

キューバ 1等チェ・ゲバラ勲章

今日、映画「チェ 28歳の革命」を見てきた。思いのほかドキュメンタリータッチの映画で、ある程度の予備知識がない人にはちょっと厳しいかなーと思いながら見ていたが、ゲバラの伝記的映画としてはよくできているのではないかと思う。映画館、観客がけっこ…

中国 文革期毛バッジ「青海八一八紅衛戦闘隊」

とも遠方から来たるありまた楽しからずや、という論語の言葉があるが、昨日は新年会を兼ねて北京で働く友人の一時帰国歓迎会に参加。久しぶりの集まりであったが、楽しかった。 で、さっそくその時おみやげでもらった毛沢東バッジを紹介したい。調べてみたら…

イスラエル? ダビデの星バッジ

私のバッジコレクションの中には、シンプルすぎて正体不明のものがよくあるが、これもそのひとつ。赤でダビデの星(六芒星)だけが描かれたバッジである。 イスラエル国旗にも描かれるシンボルだが、国旗では青になっており、こちらは赤。なにか意味があるの…

イスラエル イスラエル共産党バッジ

昨年末から始まったイスラエルによるヨルダン川西岸ガザ地区への攻撃は、1月半ばを過ぎてもまだ継続中である。停戦への模索が続つづいているようだが、結局この悲惨が次の報復の火種となることは間違いなく、要するに泥沼である。 というわけで、今日はイス…

日本 大正大礼記念章(大正4年)

平成の時代になって早くも20年が経過し、初めは何となく違和感のあったこの元号にもすっかりなじんでしまった今日この頃。昭和天皇崩御の報を聞いた20年前のことを、先日のテレビニュースを見ていて思い出した。 というわけで、今日は大正の大礼記念章(…

北朝鮮 社会主義者愛国メダル

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。 ゴロゴロと過ごしていた正月休みも終わって、いよいよ仕事始め。 形ばかり行ってきた初詣で祈ってきたのは、「今年も事故、災害、凶悪犯罪など不可抗力な不幸に遭遇せず、無事に過ごせますように。あと私…