#練習用
カトリックはフリーメーソンを始め、さまざまな結社に対して敵対的態度を隠さず、時には露骨な弾圧を行ってきた。カトリックにはカトリック世界の秩序があるのであって、それによって世界を律しようという強い意識がある。 それ以外の秩序は邪魔であり、従っ…
アメリカという国は、ヨーロッパの伝統を引きずりつつも全く異質の自然環境、文化環境に置かれた移民たちが作り上げた国で、出身地の地縁・血縁とは別の人間関係を、新たに構築する必要に迫られた。そのためかアメリカにはさまざまな結社が誕生した。 なかで…
最近、ヨーロッパモノがご無沙汰なような気がするので久しぶりに取り上げよう。 このバッジは、ブルガリアの指導者ディミトロフとソ連のスターリンの肖像を描いた友好協会バッジである。下にはブルガリアとソ連国旗。 このバッジには2階級があって、2級は…
1939年にソ連・満州国境地帯で発生した、ソ連・モンゴル軍対日本・満州軍の武力衝突。 日本では「ノモンハン事件」として知られるが、モンゴルでは「ハルハ川(ハルヒンゴル)戦争」と呼ばれている。 この戦いは、日本では「事件」などと称されているが…
ついでなので、引き続きサイババグッズ。 こちらはサイババのメダルだが、これ実は金銀銅の3種類があって、おそらく1,2,3級なのだと思う。単なる売り物か、それとも功労章みたいなものか。 ミヤゲものにしては、御丁寧に3階級も作る必要性がよくわか…
なんかこういうのを紹介すると私のブログの路線が変な方向に行きそうなのだが、・・・まあせっかくなので紹介しよう。 また最近、カルトネタが新聞をにぎわわせているところでもある。 ところで、カルト集団というのは、メンバーに集団への帰属性を求める目…
士(サムライ)業バッジの中でも、最高の権威を誇る(?)弁護士バッジ。正式名称は、「日本弁護士連合会員章」。 先週だったか、フジテレビ「トリビアの泉」を見ていたら、 「弁護士バッジの裏には、バッジを無くした回数が書かれている」 というのが出てき…
鹿児島の話を続ける。 昨日も書いたけど、鹿児島といえば明治維新。維新動乱に興味を持っている私にとって、市内の史跡巡りはおもしろかった。 鹿児島は維新の勝者となりながら、後に西南戦争で反政府軍として討伐される側となった。薩摩軍が最期に立て籠も…
コレクターを続けていく上で、資金の確保は最重要課題である。そのため、手持ちのコレクションと他人のものを交換したり、時には換金したりしてそれを捻出する必要に迫られるときがある。 私はあまりコレクションを外に出さない方だと思うが、それでもたまに…
うう、オレも歳を取ったなあ・・・(笑)と実感するのは、体力が衰えたとか肉体的な面が多いのだけど、たまに精神面でもそれを感じる時がある。もちろんそんなに多いことではないが。 私は小動物全般が好きで、人はよく犬好き猫好きはどちらかに別れるという…
長かったような短かったような、サッカーワールドカップが閉幕。 決勝リーグに残ったのはヨーロッパと南米ばかり。ベスト4はすべてヨーロッパ。うーん、番狂わせな意外なチームが残るわけでもなく、ほぼ実力どおりというか。 決勝戦はイタリアとフランスで…
先日に続き、朝鮮戦争関連のモノを。 実は、中国のバッジコレクターの間では、朝鮮戦争モノはそれ自体ひとつのジャンルとして成り立つくらい色々作られている。 その中でも今日の一枚は、毛沢東バッジに関心を持つ人で、この記念章を知らない人はまずいない…
中国の祝日には政治的なものがけっこうあって、まあこれは革命政権として誕生した国の成り立ちからしても無理からぬことだろう。 もっとも、最近では(祝日ではないけど)バレンタインデー(情人節)やクリスマス(聖誕節)などが完全に定着する風潮の中、ま…
旗の話が出たついでに、フレンドシップ・バッジについて紹介しよう。 あんまり誰も指摘しないことなのだが、かつて旧社会主義国間でよく行われていた習慣に、バッジ交換というのがあったようだ。上は政府レベルから、下は国際スポーツ大会などのイベントまで…
東京消防庁の徽章。 中央の六角形のマークは消防のマーク。左右に交叉しているのは放水銃だろう。 消防署のサイトによると、消防マークは、「雪の結晶の拡大図をもとに,日章を中心に,水管,管そう,筒先からの放水を配置したもので,雪の結晶は水,団結,…
正体不明のバッジ。 銀製で、高さは2cmに満たない小さなバッジである。 「重親会」という組織の実体は不明だが、中華民国旗と日本国旗が交叉したデザインから、おそらく中国における傀儡政権下の親日本組織のものと思われる。 透明の七宝が銀地を透かし、…
かつてソ連には、「オクチャブリャータ」という子供の組織があった。 小学校低学年くらいの年齢の子供が対象となる。それを卒業すると、「ピオネール」(共産主義少年団。ボーイスカウトの共産主義国版)、さらに「コムソモール」(共産主義青年団)となる。…
これまでもなんどかアルバニアのメダルやバッジの類を紹介してきたが、自分で集めてて言うのもなんだが、これはいい!というものが全くないのには驚かされる。(笑) 中にはツクリや材質はともかく、優れた意匠のモノがあってもよさそうなものだが、いまだに…
投票せよ!と呼びかける選挙バッジ。力強く振り上げた拳は、版画調に細かい線が描き込まれ、いかにも労働運動的な雰囲気を醸し出している。この辺の感覚、不思議と日本にも共通するものがあるなあ。 拳は社会主義運動のシンボルとして、世界中で用いられる。…
特に最近、ネパールの政治情勢が荒れている。直接統治を行う国王側と、それに反対する反国王派の対立が激化。国王側は、下院議会の復活、新首相の任命と譲歩を行った。もっとも、それで争乱が収まるかというと、そうは思えないのだけど。 ネパール共産党毛沢…
ワシのようなトーテムがちょっとかわいい、エスペラント第69回世界大会バッジ。 69回大会がどこで開催されたかというとカナダのバンクーバーで、1984年のこと。 このシンボルは、ネイティブカナディアンのトーテムをモチーフにしたのだろうか。 日本…
この襟章は中国で買ったものだ。黄色を地にしたデザインがいかにも満州国のイメージにピッタリ。しかも盾型はソ連など社会主義国でも広く警察の意匠として用いられている。 おそらく満州モノだろうと思いつつ、その正体に確信が持てなかったのだが、神田の某…
私の実感として、国労バッジは日本の労働組合バッジの中でも最も多いんじゃないかと思っている。 まあ歴史も長いし、組合員の数を考えれば当然のことで、最盛期の80年代には24万人を数えたというからスゴイ。道理でバッジもたくさん目にするわけだ。 こ…
たぶん80年代中頃の国労横浜(国鉄労働組合。公式サイトはこちらhttp://www.kokuro.net/)の作。 この種のワッペンというかスローガンバッジは、国労に限らず、日本の労働組合にはよく見られ、数多く存在するのだがなかなか売り物になるようなものじゃない…
勲章というのは、国によって色々種類があるようでいて、実は国際的に共通したルールみたいなものがある。まあ全世界共通かというとそうでもなくて、いくつかのパターンに分けられるような気がする。この辺あんまり詳しくないのであんまり断定的なことはいえ…
一昨日から3夜連続で放送されたNHKの「ドキュメント・北朝鮮」はおもしろかった。なんといっても歴史的な映像が数多く紹介され、思わず身を乗り出すようなカットがたくさんあった(特に初日)。 旧ソ連、東独といった旧社会主義圏の崩壊により公開された…
チベットおみやげシリーズ第3弾。 私も中国の各地に行くと「ご当地モノ」毛沢東バッジをよく探す。文化大革命の時代、毛沢東バッジは中国全土で作られたので、あらゆるところでご当地製毛バッジを見つけることができる。まあ別にそれが価値あるモノってわけ…
これもチベットおみやげシリーズ。 正確に言うとバッジというよりペンダントで、まあお守りみたいなものだと思うがその辺はあまりこだわらないことにする。 1989年死去したパンチェン・ラマ10世。インドに亡命したダライ・ラマ14世とは異なり、チベ…
久しぶりにピン太(うちのペット。ゲストブック参照)が長文を話してくれましたよ。 一体、ガーターをどうしようというのでしょうか?(笑)
さて、アメリカにも共産党はあるのであって、レーニンは彼らの偶像である。 これはおそらく30年代に作られたと思われる。 中央にはレーニンの肖像、ソ連国旗を掲げたビルや工場群は、おそらくソ連5か年計画の成功を讃えたものだろう。 「社会主義は平和と…