徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本

日本 衆議院議員記章 第46回選挙(2012年)

暑さ寒さも彼岸まで。最近はすっかり過ごしやすい気候で助かる。今日はまたさわやかな日和で、私は平和な秋の一日を満喫していた。 しかし私が平和な休日を満喫している間、政治の世界ではもう大変なことになっていて、こんどの選挙がどうなるか全く訳が分か…

日本 軍事功労章(昭和16年制定)

インパクトあるなあ・・・と、非常に目立つので見るたび思っていた。意外に高いのでずっと買わないでいたが、ある時ずいぶん安い値段を言われたので買ったのがこのバッジ。 裏面には「軍事功労章」の文字がある。 軍事功労章とは、まあ軍に対する協力者(軍事功…

日本 神戸市 市会議員待遇者章

最近は不倫報道が多くて、まあ以前から不倫ネタはゴシップの定番ではあったが、すっかり週刊誌やワイドショーの一ジャンルと化した感がある。 ところで、自民党今井絵理子議員の不倫相手として一躍有名になったのが、神戸市の橋本健市議である。 公式サイト…

日本 「痴漢抑止バッジデザインコンテスト作品募集!」

なんか書こうと思ったけどネタが思いつかないのでテキトーにネットを見ていたら見つけたこれでも紹介するか。これも一種のメッセージ・バッジである。 現在、一般社団法人痴漢抑止活動センターの主催により、痴漢抑止バッジのデザインコンテストの作品が募集…

日本 石川県会議員徽章

先日、北陸地方に旅行に行ってきた。金沢周辺に泊まり、レンタカーであちこちめぐってきたところだ。 私にとってはあまりこれまで縁のない地だったこともあり、いろいろおもしろい体験ができた。見逃してしまったところもあるので、できればいつかぜひまた行…

日本 日本将棋連盟支部会員章

中学生プロ棋士、藤井四段の活躍で、将棋界はいつになく世間の関心を集めている。 30年ぶりの連勝新記録を、14歳でプロデビューしたての中学生が達成してしまったのだから。 しかし、これから先は、将棋界の大ボスたるタイトルホルダーとの激突が待って…

日本 福島県小高町功労章

久しぶりの地方自治体の功労章シリーズ。 今日紹介するのは、福島県小高町の功労章である(画像右)。 まるで勲八等白葉桐葉章。それにに瑞宝章の綬がついているようにしか見えないが・・・ 全体に小さく華奢で、ツクリも薄く、質感も異なる。「功労」の篆書字…

日本 第18回オリンピック東京大会選手村開村記念(田崎真珠)

ずいぶんこのブログもご無沙汰になってしまったもので、今年度の投稿はなんとこれが初となる。 この前知り合いから、ブログもうやめちゃったの?と聞かれたほどだ。 いやいや、やめてなどいない。ただどうも今年度はいきなり大混乱から始まったので、ブログ…

日本 野田醤油(キッコーマン)功績賞牌

さほど気にも留めていなかったバッジなのだが、試しに調べてみたら意外なことが分かったので紹介するとしよう。 縦26×横22mm程度の何気ないバッジである。改めて見てみたら意外にツクリが丁寧できれいなバッジだなあと思った。 正体はわかっている。表面には…

日本 日本ホッケー協会バッジ

以前から不調気味だったパソコンがついにどうにもならなくなって、ニューマシンに更新することになった。まあ10年近く苦楽を共にした機械だったので、そろそろ限界ということだろう。 新しいパソコンの調整もやっと終わり、こうしてブログも再開できるという…

日本 東京都卸売市場仲買人章

今マスコミを騒がせている豊洲市場移転問題。移転地での土壌に基準を超える汚染物質が検出されたことから、土壌汚染対策法(通称「土対法」)で規定されている汚染土壌の除去と、汚染のない土壌による埋め戻し工事が行われたのだが、実は主要建物の地下には…

日本 労働農民党第二回全国大会代議員章(1927年)

このところ、オリンピックだのなんだのとイマドキのバッジネタに終始してしまったので、久しぶりに本題に戻ろう。このブログの本旨は、歴史的なバッジを堪能することなのである。 今日の一枚は、労働農民党のバッジである。 日本プロレタリア政党の先駆けと…

日本 ついに見つけた!2020年東京オリンピックPRバッジ(非売品)!

前から気になっていたのだが、政府関係者や政治家が胸につけている四角いバッジがある。東京オリンピックのPRバッジである。正確には、2020年東京オリンピック・パラリンピックのバッジで、両方のエンブレムが並んで描かれているタイプ。 今なにかと話題の…

日本 全日本柔道連盟会員章

リオデジャネイロオリンピックが閉幕。こんな世界最大のビックイベントでも、開催期間はわずか2週間あまりしかないのである。あっという間に終わったなあ、というのが感想だ。 今回のオリンピックで日本が獲得したメダルの数は歴代最高なのだそうで、次回の…

日本 伝統工芸士之章(士業バッジ)

(伝統マーク) たまに工芸品に、共通のシールがついているのを見かけることがある。「伝統マーク」呼ばれているらしいが、伝統的工芸品産業振興協会の定めたシンボルマークである。 調べてみたら、なんとあの1964年東京オリンピックのロゴをデザインした亀…

日本 &TOKYOバッジ

過ぎてしまえば一体何だったのかという感じの舛添知事問題。犯してしまった失敗に、どう対処すべきか、政治家ならぬわれわれも大いに学ぶことの多かった事件であった。 桝添氏は、法の専門家でなく、リスクマネージメントの専門家の助言を仰ぐべきではなかっ…

日本 東京都議会議員章

当ブログでこのところ急にアクセスが伸びているのが、東京都議会議員バッジだ。 なぜって、それはまあ、例の桝添効果であろう。 今年の地方議会は、7月の参院選の影響で6月議会が例年より早く開催されており、東京都では6月1日に開会した。 桝添知事の政…

日本 日本原水協「第17回世界大会」バッジ(1971年)

アメリカのオバマ大統領が、サミットで来日したついでに広島へ訪問するという。アメリカの現役大統領としては初めてのことで、極めて画期的なことである。 アメリカの大統領が原爆投下について何を語るのかが注目されているが、広島を訪問することが決まった…

日本 トヨタ 「ReBORN」バッジ

今さらにもほどがありそうなのだが、このネタ・・・ 昨年大騒動となった、2020年東京オリンピックエンブレム問題。 2015年7月、公募によって応募作の中からデザイナー佐野研二郎の作品が選ばれた。 しかし、作品に対して世間の評判はあまりよくなかったと思う…

日本 第9代市川團十郎追悼講演記念章(明治44年)

画像のバッジを見て正体を察することができる人は、よほど歌舞伎ファンであろうか。もちろん私にはなにやらサッパリわからないのだが、三升の家紋は、歌舞伎の市川家のものである。 裏面に、「明治四十四年第九世市川團十郎追善演劇 紀念」の文字があるので…

日本 弘前女学校(現:弘前学院聖愛中学高等学校)校章バッジ

衰退著しい現在の日本徽章文化で、重要な位置を占めるのが校章バッジ。生徒・学生がその所属を明らかにするために佩用するバッジだ。 今も大量に作り続けられているが、実はバッジコレクターにとってはちょっとした難物である。なぜかというと、どこの学校の…

日本 滝川市名誉市民章・功労章

画像は、北海道滝川市の名誉市民章と功労章である。 名誉市民(町民、村民)制度を制定している市町村は多いが、これは功労章とデザインがセットになっているところがおもしろい。 全体の大きさやコンセプトは共通していて、名誉市民章の方は5弁の花、功労…

日本 ナイチンゲール功労章(1954年)

「フローレンス・ナイチンゲールメダル」といえば、赤十字国際委員会が授与する看護功労者の最高章である。日本では皇后から親授されている。 これほどまでのモノではないにせよ、これに準じたモノということでいいのか、国内で稀に見かけるのがこの「ナイチ…

日本 2016東京マラソン完走メダル

ブログを書くのも久しぶり・・・またここのところ仕事のラッシュで、忙しいもさることながらブログなど書こうという気が起こらなくなってしまっていた。 先週の日曜日、第10回東京マラソンが開催され、職場の同僚が参加してきたのだ。聞けば、3万数千人の参加…

日本 JRU(全日本鉄道労働組合総連合会)組合員章 8種

1月が始まるやまるでジェットコースターに乗せられたようなあわただしい日々が連続している。しばらく続きそうなので、この3連休は仕事を離れることにした(と自分で決めた)。 以前、JRグループ各社のバッジ10種類を一挙に掲載したことがあった(下記の…

日本 札幌オリンピックバッジ(1972年)

子供の頃は、大晦日というと何か特別な、ワクワクする日であったような気がするな。すでに2016年も数時間を過ぎた。明けましておめでとうございます。 さて、2015年を振り返ってみると、海外ニュースはテロに始まりテロに終わったようだ。まったくイヤなこと…

日本 大日本農会紅白綬有功章

文化の秋は叙勲を始め、各種表彰行事が盛んに行われる季節でもある。 そのせいかどうか、当ブログのアクセス分析を見ると、その関係のページのアクセス数が急上昇しているのがよくわかる。その一端なのか、なぜか2009年10月に書いた「大日本農会緑白綬有功章…

日本 日中国交回復記念メダル

経済大国となった中国と、日本もその他の周辺国も、この巨大な国の大変身に否が応でも対応するしかなくなっている。日本を含む西側陣営は、中国の共産化を脅威としてきたものだったが、資本主義化したらしたでまた脅威なのだから、皮肉である。ロシアもまた…

日本 在外同胞学生同盟バッジ・腕章

先日のユネスコの世界記憶遺産を巡る騒動は、何とも考えさせられるものがあった。 今月10日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、中国が申請した旧日本軍による「南京大虐殺に関する資料」について、世界記憶遺産への登録を発表。従来から中国側が主張する…

日本 国勢調査バッジ(大正14年)

今年は5年ごとにやってくる国勢調査の年である。わが家にも、案内の紙が届いていた。何でも今年からネット回答が可能になったらしい。ネット経由というと、いろいろとセキュリティ上の問題もありそうな気もするが、国勢調査というのは紙で書いても別のセキ…